ボロボロのエルフを拾ったお話

ある日森を歩いていたら
ボロボロのエルフを見つけたきこりのジャミル。

彼は酷いけがを負い、意識も朦朧とした彼女を保護することに。

出来る限りの手当てをした結果、
エルフは一命をとりとめた。

最初は怯えていた彼女も
日が経つにつれて少しずつ
警戒を解いていき、話をするようになっていく。

少しずつ会話の頻度も増え、
少しずつ笑顔を見せるようになり、
そうして彼女は回復していった。


すっかり元気になったエルフ、シオンは
出ていくでもなく、そのままジャミルの家に留まる。

掃除をしたり仕事の手伝いをしてジャミルの傍で生活を続けるのだった。


一人で生きていたジャミルにとって
シオンの存在はまるで家族のように
なっていく。


しかし気になることもあった。

彼女はエルフであり、
人間とは寿命の長さも全然違う。

そもそも帰る場所があるんじゃないか？

家族が待ってるんじゃないか？



日々の生活が楽しくてなかなかそれを口に出せないジャミル。



しかしある日、意を決して
ジャミルは口を開く。

「君は帰る場所があるんじゃないか？」



その一言をきっかけに、2人の関係は大きく変化していくことに…




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画像枚数:104ページ


※本作品はStable Diffusionを使用したAI生成画像に加筆、修正を加えた作品となります。
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