タイトル | 学園淫奇譚 〜かおり憑きの少女〜 CGノベル版 終幕編 〜幕切れ 夜明けの屋上〜 | ページ数 | 291ページ | 発売日 | 2022年10月28日 | ジャンル | 単行本 aff対応 | シリーズ | 学園淫奇譚 〜かおり憑きの少女〜 CGノベル版 | 出版社 | どろっぷす! | 著者 | 大人のSEXY絵本 |
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「私とここまで混ざりあったあなたならーーー私のこと、殺せるかもね?」最低の寝取られゲームの最中、悪霊である香織の本質に触れる。感じたのは、運命に翻弄される痛々しい哀れな女の子でーー。私立御苑(みその)学園。この学校には、一つの奇妙な噂話があった。それは、特に素行に問題のなかった女学生が、ある日を境に突然性に奔放になり、学園内外で問題行動を起こすというもの。この噂話は、共学化の原因にもなったある事件の被害者の名前をなぞらえ「かおり憑き」と呼ばれていた。ごく一部の学生の間で交わされる程度の、眉唾で不謹慎な猥談ネタ。どこの学校でも一つはありそうな、くだらない作り話。そのはずだった。しかし――――かおり憑きの悪霊は確かに実在した。恋人の土岐森椎奈と順風満帆な日々を送る学園生、光井俊希。彼は悪霊、蒔城香織の標的に選ばれてしまう。香織が望むのは、幸せな恋人たちの破局。満ち足りた笑顔を苦悩と猜疑に歪めるべく、彼女は行動を開始する。俊希は自身に芽生えたほの暗い衝動を振り払い、その手に椎奈を取り戻すことができるのか。そして――かつて誰よりも幸福であると自負していた美しい少女は、いかにして邪悪な悪霊に堕ちたのか。欲望と愛憎が渦巻く怪奇譚が今、幕を閉じる――「もう、終わったんだって…椎奈との明るいッ未来なんてどこにもないんだって。僕はもう、とっくに敗北していたんだって」追い立ててくる現実に抗う術も、心も持ち合わせていなくて、無責任だって分かってるけど、おしまいにしたくなった僕はー…。※本作品は、原作の本文・画像等を、権利者様から許諾を頂いております。(C)どろっぷす!/スタジオ奪学園淫奇譚 〜かおり憑きの少女〜